ePlugケーブル製作




ePlug
以前覗いたどこかのページの画像ではランナーに繋がっていたが、 届いたものはこのような様態だった。
袋の中身
3個の樹脂部品と4個の端子、ネジ。
ケーブル準備OK
いただきもののコンパクトなDSUBコネクタ付きケーブルもあるが、DSUB の方からパワーケーブルを引き出す予定なので、普通に入手出来るDSUB 9Pin のコネクタとコネクタカバー、壊れたマウスから徴発した4芯ケーブルを使っ て製作する。

このケーブルはePlugにはめこむには若干径が太いが、マウスのボディに引き 込まれる部分をそのまま生かすので問題無し。

端子の曲げ加工
ペンチの角を使って曲げてみた。もうちょっとかなと思ったが、何度もやっ て折れたりすると嫌なので、これでいってみる。まぁこれは後で調整可能だろ う。
端子接続完了
線が細いので、なんとなく圧着には不安を感じる。適切な線材と工具があ れば圧着は信頼性が高い筈なのだが…。ということで、半田づけしてしまった。
組み立て
スリットの空いている樹脂部品に端子をセットする。とくにパチっとはま る訳でもないので、ここはちょっとだけ面倒かも。

安全ピンを端子の輪の部分に通し、メザシ状態にして固定するという技を使う と楽らしいが、GPS接触面側のパーツを軽く押しつけつつ、線を押したり引い たり、精密ドライバでつついたりして、向きや位置を調整しながらはめ込んだ。

組上がり
GPS接触面側パーツと真中のパーツで正しい端子位置を押えられたら、す かさず背面パーツも合体させてネジ止め。あまり何度もネジの抜き差しをやる と、樹脂にタッピングしている訳だから、当然すぐにバカになってしまうだろ う。

ここは漢らしく、一発で決めて接着剤すべきか。

DSUB側
DSUBの方の半田づけ。とりあえず+3Vのラインはカバーして遊ばせておこ う。
ケーブル完成
完成。
e2Plug
e2Plugの方が組み立てが容易そうだ。いづれやっ てくるgeko201は10,000ものトラックポイントがあるのでロガーは不要だが、 電池が単4なので、持ち歩き用の外部パワー専用ケーブルでも作ろうか。



インドアでPCに接続して何かやっている時には、外部から電源を供給したい。 急速充電器を持ってないから、外へ行く時以外は充電池を使いたくないのだ。

ということで、最初から計画に上がっていた、ePlug PC接続ケーブルの+パワーケーブル化を行なうことにした。

PCから電源を取るといったらまず思いつくのはPS/2。元々廃マウスから取った ケーブルだから、打ち捨てておいたPS/2コネクタの付いた方の切れっぱし を有効利用出来る。

また、5V→3Vの回路が必要だ。 結構消費電流は大きいらしいので、500mAのレギュレータICを使うことにしよう。 コンデンサは…気持ちということで、ジャンク基板からとっぱずしたチップコンでも付けといてやるか。

5V→3V
何も考えない。
部品
TA48M03F (95円 税別)と、ジャンク基板から取り外した容量不明(気持ちだよ!キ・モ・ チ)のチップコンデンサ。
接続の図
かなり怪しい。ショートの危険性ありあり。

コネクタカバーがメッキされていて導電性だったりするので、レギュレータを 絶縁する必要がある。エポキシか何かで固めてしまえば安心なのだが、手元に 無いので仕方が無い。紙で巻いてテープで止めた。う〜む。

改造完了
少し無理矢理にカバーに収めて出来上がり。さすがに怖いので、使う前に 短絡していないことを確認。
外部電源で稼働中
診断モードで起動してみた。

ちょっと電圧が低い。geko201を養うには 入力5Vはちょっと小さいのか?データシート的には大丈夫な筈なのだが。

ま、動いているから可し。

電池枠が消える
外部電源で駆動していると、インジケータの「電池枠」が消える。




Copyright © 2003 ARAI Mikio. All rights reserved.